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『モイ!』:フィンランド子育てエアライン001

[連載] フィンランド子育てエアライン001

モイ!はじめまして。
フィンランドのPorvoo(ポルボー)という街で、フィンランド人の夫と息子x2とごく平穏に暮らしている関西人Harukaです。
こちらで「フィンランド」「子育て」「デザイン」をテーマに連載させていただくことになりました。
よろしくお願いします!

ユークさんから、
「フィンランド」「子育て」でググるとだいたいネウボラの話とかいっぱい出てくるよ
と聞いて、私もググってみました。
ほんまや!めっちゃ出てきた。
「世界一しあわせな子育て」「フィンランドから学ぶ」「お母さんにやさしい国」…
おしりがムズムズするような単語がいっぱい…

そんなキラキラワードの国のド真ん中にいる感覚は、ありましえん。
ウチはすごく貧乏だし、一番近いコンビニまで歩いて20分かかるし、フィンランド語の習得は牛歩だし、
最近は毎日、おっぱいして、ゲップ出して、おむつ変えて、だっこして、洗濯して、おっぱいして、ゲップ出して、おむつ変えて、だっこして、ごはん作って、おっぱいして、ゲップ出して、おむつ変えて、だっこして、買い物行って、おっぱいして、ゲップ出して…
新生児と一緒にフツーの寝不足の日々を送っています。

でも、フィンランドにやって来てまだ日が浅く、税金もまともに払っていない状態なのに、社会福祉制度の恩恵を受けまくっているのは事実です。
定職に就いていなくても、ホイホイと子どもが増えても、絶対に貧乏が原因で死ぬことはない。
そんな安心感があります。
あと、他人と自分を比べないので、悲壮感とか焦燥感とかほとんど感じません。
そういったところが、世界一しあわせななんちゃら、というのにつながるのでしょうか。

私はフィンランドで暮らして、のべ4年くらいになりますが、
その間に体験した悲喜こもごものあれやこれを、これからお話ししていこうと思っています。

そう思ってひとつ目の話を書き始めたら、
内容が重すぎるし長くなり過ぎる
ことに気づいたので、今日はいったんここまでにします。
次回、重い話、乞うご期待。

ところで、いますでにウブマグにアップされているモヒカンさんの記事やファンタジーガールさんの記事を読んで、
モヒカンだったあの人元気かな、とか、私も親バカ写真アップしようかな、とか、
となりの人の世間話に耳を傾けているような感じの刺激を受けて書いていたのですが、
こういう相乗効果が期待できる場っていいですね。
執筆者と直接話しているわけじゃないんだけど参加するだけで友だちになったような感じというか。

育児パッケージもらったの?とか、トナカイは何歳から食べるの?とか、
何か気になることがありましたら、私にもぜひお問い合わせください、お気軽に!

では、ナハダーン!

Text by : Haruka

2012年フィンランドに8ヶ月間留学し、2015年に移住
2児の子育て、デザイン、写真、買い付け、ガイド、国際交流のお手伝いなど
できることは何でもしまっせ

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