MENU

『入院して思ったこと』:俺は寝たきりになるけれど…連載005

[連載]
俺は寝たきりになるけれど…005

素人難病患者の落水が入院してみて思ったこと

1か月間、リハビリ入院しました

周りのリハビリ患者さんは平均年齢80歳ぐらい

脳血管疾患や重度の障害で、他の病院にはリハビリでは見てもらえないような方も多い病院での入院

そこで感じたことをつらつらと

看護師や介護士、理学療法士や作業療法士、その他医療にかかわる人からしたら当たり前なんだろうけど

最近まで心は別として、身体は健康だった健常者上がりの俺の視点でつらつらと

年齢を重ねること

病気のこと

障害のこと

入院してた病院には

声がちゃんと出てうまく話せる人があまりいない

耳が遠くてうまく会話ができない

歩くことができない

半身がほとんどうまく動かせない

認知症が進みつつある

トイレを自分でできない

お風呂に自分で入れない

入院中周りにはそんな先輩ばかり

だから

俺なんて1番元気!!!!

若いし

身体動くし

なんか自分が病気なこと忘れちゃうし!

俺が浮いてないと言うか

外に出ると、僕は浮いてしまう

車椅子に乗ってるだけで、別世界の人みたいに浮いてしまう

この病院の患者さんの9割は車いす

車椅子のほうが普通というか、大多数

いろんな人がいて普通というか

病院では、重度の障害がある方ばかり

だから、障害がある人を見ても、笑顔で普通に挨拶するし

スタッフもみんな病気や症状や状態は違うけど

『おはよー!』『元気ー?』『イェーイ!』みたいな感じで同じように挨拶

なんの壁もないし、なんの違和感もないし、病気の症状で笑顔が表情に出せない方にもイェーイ!って感じ

やっぱり壁を作ってんのは、みんなで勝手に作ってきた常識みたいなもの

マジで常識って人が勝手に作る代物なんだよな

昔地球が回ってると話した人は、そんなこと常識じゃない、けしからんと言われて殺されたし

常識こうぇ~!!!常識と真実は違うことが多いよな~

例えばこんな常識

障害者はかわいそう

障害者の親は不幸

認知症は不幸

その家族はもっと不幸

福祉関係は、全部暗い感じだったりかわいそうだっつたり、介護は最悪とかね、、、

いやいや、俺少し介護されてるし、障害者やし、寝たきりになるし、でも幸せやし

俺の周りの障害者とか年配の人もめちゃ笑顔やし

不幸やないし

てか、不幸の物差しどこにあるん?

決めつけるなやとか思うし

改めてみんなが笑顔になればいいな

俺のいた病院という環境は、俺にとっては普通だったし、それは他の患者にとってもスタッフにとってもそうだと思う

でも、たまにお見舞いとかに来る人からしたら、病院は病気の人が多い異空間

病気の人がそこにたくさんいるという状況は同じなのに

何とも思わない人や異空間と感じる人がいる

この差はなんなのかって

普段触れ合ってるかそうでないかだけ

慣れてるか慣れてないか?

それだけなんだよな〜

俺も病気して、他のいろんな病気や個性のある人や障害がある人と出会って来たから

そういう人と会うのが、普通になって来たし、慣れて来た

だからなんとも思わないというか、自然に話せる

特に気を使うこともない

例えば障害がある兄弟がいる子は、小さいころからふれ合ってるからいることが普通だし

もちろんコミニュケーションもとれる

それは毎日触れ合ってるから

どう接したらいいか知ってる

接し方を知っていれば、サッと声がかけれたり、お手伝いが自然とできる

なんで障害者や重度の病気や、個性や特徴のある人を見たら壁を作ってしまうのか?

これをもっと考えないとな

あれやこれやマジで分けすぎてんだよな

日頃から、いろんな人が周りにいればいいだけなんだけどなぁ

今の時代であればもっとできるとおもうんやけど

俺みたいのが普通に町にいてもいいっしょ?

何がいいたいかって、いろんな人がいるから面白いし

いろんな人がいるから学びがあるし

みんな違ってみんないいとおもうなー

もっとみんなふれ合おうぜー

興味持とうぜー

想像力働かそうぜ~

知ろうぜー

みんなだって年取るしいつ病気になったり事故にあったり障害者になるかわかんないんだから

高齢者や障害者や病人に優しい社会はみんなに優しい社会なんだってみんなが気づかないと

そんな事を病気になって、クソの大多数ってのから離れて初めて気づけた

マジ病気に感謝

気づかせてくれてありがとう

最終的に笑顔が大事だなって事

心の笑顔

心を笑かしまくっていこうってこと

病院ではこんな人がいっぱいいた

話は全く噛み合わないけど笑ってる

聞いてるかわかんないし返しもないけど笑ってる

病気で怒りがしょっちゅう出るけど、周りの人が話を聞いて最後は笑顔

ぼ~っと遠く一点を見つめてるけど、微笑みかけると笑う人

若い女の子が微笑みかけた時だけ笑うじいちゃんもいるしね

そんな笑顔を見るだけでなんとなく幸せな気持ちになる

こっちが笑えてくる

正解なんてわかんない

笑顔が見た目でわからない人もいる

でも、心が笑えるよう

その人が笑えなくても、周りは笑顔で

笑顔にあふれた空間は心が笑えるんやないかな〜

思いやりにあふれた空間は心が笑えるんやないかな〜

空気ってとても大事

なにが一番のリハビリか

笑顔やないんかな~なんて思ってます

そういえば先日、クレヨンしんちゃんの映画見た

爆盛!カンフーボーイズ~拉麺大乱~

見た人いますか?

衝撃的結末なんですよ

はっ!?今までの物語は何やったん的な

そんな終わり方ありなんかい?的な

あ~、書きたい、、、、、

でもネタバレなんで我慢

とにかく

ひとりではなく、みんなで手を取り笑うことが大事だな~

そんなことを考えさせられた、素敵な入院生活でした

当たり前のことばかりで、すみましぇーん!

それでは、がんばってリハビリしている姿をどうぞ

こんなに足がきれいになりました(笑)

ではまた

Text by : 落水洋介

無職の車イスライダー。
寝たきりでもできる仕事を作るために冒険中。

keywords