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『私は介護の他にVRというツールを手に入れた!!』:23歳女子が語る[人と出会うためのツール、KAIGO]003

[連載]
23歳女子が語る「人と出会うためのツール、KAIGO」003

転職のご報告
今日は、皆様にご報告があります。結論から言うと、私は4月いっぱいで3年間務めた特別養護老人ホームの介護福祉士を卒業し、今月から「株式会社シルバーウッド」のVR事業部へ転職しました!!(前回の就職活動の話から一気に辞めた話に飛んでしまった、どうしよう。まぁいっかw)
実は、昨年の夏からVR認知症のコンテンツのシナリオを作成してほしいと代表の下河原より直接連絡を受け、お手伝いさせて頂いていました。
私がVR認知症を初めて体験したのは介護福祉士2年目の頃。内容は樋口さんがシナリオを作成したレビー小体型認知症の一人称体験でした。幻視を見たとき、「本当にこんな風に見えているんだ!!」という衝撃。
何より体験後、現場でコミュニケーションを図るのが難しかった認知症のじいちゃんの置かれた立場が想像することが出来ると「こんなに気持ちが楽になるんだ!!」という実感。そうしてじいちゃんと向き合い、会話を成り立たせることが出来た時、「会話が出来ないのではなくて、しようとしてなかっただけだ。今まで私は何をやっていたのだろう。」そう思いました。この体験で、原点に立つことができたのを今でも鮮明に覚えています。

介護現場3年の経験を活かして次のフェーズへ
転職するにあたって、私がこの3年間の特別養護老人ホームでの経験を通して出来るようになったことは何だろう?と振り返ってみたら大きく分けて4つ浮かんできました。

①介護技術・知識を自分のもの(習得)にし、自分の祖父母のケアに備えることが出来た
②認知症の症状のある人との関わり方や症状についてを実践しながら学ぶことで、自分の祖父母が「認知症になっても大丈夫」と思えるようになった
③認知症・その他の病気・介護が原因で起こる家族間のネガティヴなコミュニケーション(関係性)を解決する事が出来るようになった
④介護が原因で日常生活が困難になってしまった人の心地よい生活をデザインする事が出来るようになった

 
思い返せば、私は介護をやりたくて介護福祉士になったのではなく、いつ祖父母に介護が必要になっても大丈夫な状況を作るために介護福祉士になって介護現場に就職したのでした。
あくまでも、私にとって介護はツールのひとつ。同じ場所で同じ人と深く関わることが出来る介護現場は楽しくて楽しくて何年でも続けられたのですが、今後のキャリアを考えてみた時、自分ひとりだけ楽しく働いていても意味がないし、現場にいても楽しいだけで、現場の課題解決ができないと感じました。
私が現場を出てシルバーウッドの最高の仲間たちがこれまで走らせてきてくれたプロジェクトに乗っかり、現場でやり切れなかったやりたい事を形にする事で、事業所で過ごすじいちゃんやばあちゃん、そして医療福祉従事者の方々に還元できることが広がるのではないか?そんなイメージがどんどん湧いてきました。

ま と め
今日はひとまず転職のご報告でした。シルバーウッドでの今後の活動は随時SNS等で発信していくつもりですので、引き続きお付き合いの程よろしくお願い致します!!
次回のウブマグは6月3日(日)、「現場にいても楽しいだけで現場の課題解決ができない」について掘り下げていきたいと思いますよ!!

Text by : 川上はるな

旅が好きな介護福祉士
介護現場のあらゆる問題解決のために、世界中を飛び回る。

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