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『ウヒャウヒャ 1000本ノック❤︎』ファンタジーガールのワンダーランド014

[連載]
ファンタジーガールのワンダーランド014

言葉は生き物。
Kaoちゃんは、刻、一刻と成長していて、1日1日と状況は変わっていく。

今日は、モノマネが得意な人には、とてもじゃないけど、読んでいただきたくないなぁ(笑)

前回からの続きになりますが、私はKaoちゃんとコミュニケーションを取るために、Kaoちゃんとの会話の中で、1人7役とかっていうアニキャラのモノマネをやっています(笑)

はっきり言って、に❤︎て❤︎ま❤︎……せん!!(笑)

えー、似てませんよw
でも、研究はしました。
その中で、モノマネのコツ?みたいなものを自分なりに見つけました。

モノマネをする時には、「声が変わる」とか、「声を似せる」とかっていうことを意識するのではなくて、「ことば遣いを変える」、「イントネーションを似せる」、そして、「キャラクターの声の基定音域(高さ)を知る」ことを意識する。そして1番肝心なのは、「音(声)の振動数をコントロールする」ということではないかと気付いた。

あっ、つまり「声を似せる」ってことかな(笑)

ところで、この連載の下のほーの、ちょっとだけ書かれたプロフィールに、実は、ライターのAkiさんは、シンガーソングライターであることが載っておりまして…。
改めまして、実は、わたくし、本業はシンガーソングライターで、デュオグループのボーカルをやっております。

そのため、Kaoちゃんと会話するために行ってきた、七色の声色に次ぐ声色の日々は、私にとって最初は、喉を潰してしまう脅威でした…。
パペットが手に張り付いて離れなかった時期がありました❤︎パペットを持って、料理までしていた時期もw

1日、Kaoちゃんと遊び続けていると、夜には大変な喉の痛みとガラガラ声に。

「これは、シンガーの端くれとして、まずい状況だなぁ。ポリープできちゃうとか…。」と思っていたのですが……なんのその❤︎

継続は力なり(笑)
いつの頃からか、一日中、アニキャラモノマネでしゃべりつづけていても声が枯れなくなったんです!

私の声帯、ムッキムキやで〜w

たぶん、声帯が鍛えられたの❤︎
知らず、知らずのうちに、凄まじいボイストレーニングが成されたのかもしれないですねw

以前よりも、歌は力強くなったし、声の使い方がよりしなやかになり、安定してきたように、自分では…、自分では!感じています。
自分ではねw

さっき書いたように、モノマネは「音(声)の振動数」ではないかと。それは、歌を歌う時も役に立つことがわかって、声をより遠くへ飛ばして響かせるには、声を大きく張り上げると言うような単純なことだけではなく、振動数で強弱をつけることができる。考えてみたら、『音』は、そもそも、振動そのもののことですから。

弦楽器は、わかりやすい例です。バイオリンは、小さな楽器ですが演奏では、オーケストラの主役になれるほどの存在感。それは何故かと言うと、音の振動数に独特の個性を発揮しているからだと思います。

だから、コロボックルのように体が小さく、身長125cmで、なおかつ、車イスに座りっぱなしの演奏でも、声を遠くへ飛ばせるはずなんです。振動数をコントロールして、私だけにピッタリハマる振動の個性を見つけさえすれば。近年、私は、そのことにも気が付きはじめ、まだまだ研究を続けています。

そんなわけで、連載と関係ない『音楽』の話をしてしまったようですが、私の言いたい事は、実は、そうではなくて。

『子育て』と言うか、『命の隣に寄り添う』と言う日々には、『無駄がない』と言うことです。

絶対に、無駄がない。

その時は、何か自分の大切なものを代償にしているような気持ちになることもあるかもしれません。
だけど、長い目でみたら、何もかも、絶対に無駄なんてないんです。

Kaoちゃんのそばでやって来たことは、Kaoちゃんだけでなく、自分自身にとって、すべて役に立って来ました。

私はこの7年間で、体力もついた、筋肉もついた(笑)、少しは面白いことも言えるようになった(笑)、度胸もついた、腹も決まった、強くなった、生き甲斐も見出した。離れていたはずの音楽は、実はすぐそばにあった。人を想い続ける情熱を持つことができた。命を育むことだけを考えていた。巡り巡って、すべて、私の糧になったのです。

何一つ、無駄はなく。
すべて、娘のおかけで、こんな幸せな毎日、充実した毎日を生きてこられたのです。

Kaoちゃんは、やっぱり、ママの恩人❤︎

っと言うことで、Kaoちゃんが、どれほどに私の声帯をライザップしてくれたことか(笑)
Kaoちゃんと過ごす時間は、両手にいつもパペット、そして七色の声色でした。私が風邪をひくと、総勢100人近い縫いぐるみネイティヴスピーカーたちが、全員、風邪をひき、病の淵(笑)
Kaoちゃんは、悲しみに暮れ…ひ〜〜〜(汗)

そう言った中で、Kaoちゃんのコミュニケーションが『ファンタジー会話』から、我々の『日常会話』に移行していくのに必要だったのは、とにかく、『コミュニケーションを諦めない。』という姿勢だったと思います。

Kaoちゃんのように『ファンタジー会話』のファンタジー台詞のみで、私たちの生活には直結していないかのように聴こえる言葉に1つ1つ、反応を返して行くためには、工夫が必要です。

私たち現代人は、忙しいから、子供が話しかけて来ると、ついつい、あしらってしまいそうになりますよね(笑)
Kaoちゃんの場合、あしらわれてしまったら、きっと1人ぼっち自分の殻にこもって、それが長く続いた果てには、もうそこから、出てこなくなってしまうと思います。一瞬、一瞬の振る舞いが、本当に大切で、真剣勝負なのです。

とはいえ、コロボックルも人間なので、本当に壮絶に忙しい瞬間と、歯を磨いている間は、Kaoちゃんをあしらってしまっているかもしれないw
それでも、歯ブラシを突っ込んで喋るバイキンマンも登場しましたし、トイレから話しかけてくる しょくぱんまんもいた(笑)みなさん、訳ありだが、真剣勝負だ!

私の中には、いつも、Kaoちゃんの発する全ての声に耳を傾けていこうという想いがあります。
完璧ではないです。
「あぁ、しまった…。」と、反省する事も多々ある。

それでも、Kaoちゃんの発する言葉が、どんなに不思議な発言だったとしても、どんなに意表を突かれるセリフだったとしても、全力で反応して行こうと言う想いだけが、私を行動させてきました。

『すべてに、反応を返す。』

すべての球、受けて立つ!そのボール、終わらせまい!

そこで、出ました。
次は、『巨人の星!1000本ノック会話成立作戦!!』(笑)

あー、もう、とにかく、私は作戦好きなんですよね❤︎『作戦』て、その響きだけで、とにかくぞくぞくしません?私、それを人知れず心の中に秘めているのが好きなんです❤︎自分の意図があって行動すると、何年か経って、それが結果になっていた時に、「これが自分の作戦だったんだぁ!!!っ、すげ〜〜〜❤︎」って(笑)

うわぁ〜〜〜〜〜、ぞくぞくする!!!(笑)私、変態w

あっ、ごめんなさい、つい、また妄想が挟まってしまいました…。本筋に戻ります。

『巨人の星 1000本ノック会話成立作戦!!』

つまり、その名の通り、どんなファンタジー発言だったとしても、コロボックルがキャッチさえすれば、会話は成立する。なんと、コロボックルは、父さんの星一徹の方ではなく、球を受け続ける飛雄馬(ひゅうま)の方だ!(笑)もはや、どちらの訓練かわからないw

「会話が成立する」、「意味が通じた」と言う、気持ちの良いコミュニケーションの成功体験をKaoちゃんにたくさん積んでもらう。楽しくて、嬉しかったことには、誰だって、また、挑戦したくなるのです。
Kaoちゃんには「私の言うことは、ママには、全部、通じるんだ。なんでも言えばいいんだ!」と言うことに確信を持ってもらいたかったのです。
置き換えれば、父さんは、どんな球でも、火の球でさえも、飛雄馬が受けて来るんだから、もう楽しくて楽しくて、ウヒャウヒャな訳です!(笑)たまらんぞ、飛雄馬、お前はどこまで強くなるんだ!って言う気持ちですよ(笑)

Kaoちゃんについては、『言葉遣いが合っている』とか、『日常会話が出来ている』とか、『相手の意を汲んで発言する』とか、そういうことは、次の段階と捉えて、最初は、とにかく、『自信、自尊心、伝えるんだ!』って言う情熱を育てるとことが1番ではないかと考えていました。

そのため、Kaoちゃんの言語発達初期の頃、コロボックルの対応は、Kaoちゃんのファンタジー台詞に、ファンタジー台詞で返答をする事に重点が置かれていました。

「ねぇ、ねぇ、見た?トレイシーのほっぺた?ぷぅっくぷくぅ!」っとKaoちゃんが言ったのなら、次のクマのジョディーの台詞である「虫歯が腫れちゃったんだってぇ〜。(ジョディーの声色)」と言う台詞を私が続ける。それによって、Kaoちゃんは自分が頭に連想したことや自分の気持ちを少なからず、私と共有したことになります。

ママは、ちゃんと次のシナリオを知ってくれている。パペットたちも、目の前で現実に自分の気持ちを再現してくれる訳です。Kaoちゃんは、嬉しそうに自信たっぷりで、覚えたセリフを口にし続けました。

次の段階は、その中に日常会話を混ぜていくことです。シナリオが決まっている会話から、少しずつ形を崩してゆく試みをしました。
お時間があれば、連載第1回目のプロローグを今一度、読んでいただけたら嬉しいです。
ある朝、目を覚ましたKaoちゃんは、くまのプーさんのピグレットのことで頭がいっぱい。私は、直ぐにピグレットの縫いぐるみを出して、対応します。

その中にはシナリオ通りの台詞や出来事と同時に、ピグレットを介して伝えるママからのメッセージが含まれています。ピグレットを介して、朝の状況把握までKaoちゃんを導いていく。そして、最終的には、ママ本人も顔を出す。

非常に絶妙なコミュニケーション法だったので、うまくいかない日もありました。
Kaoちゃんのその日の気分によっては、シナリオ通りでなければ、それ以外の状況を受け付けられない日もあります。そんな時は、それはそれ。そういう時は、存分に『ファンタジー会話』に一緒に浸かる。

山あり谷ありではありましたが、『ファンタジー会話』を『日常会話』へすり替えていく試みは、現在まで、ずっと続いてきました。

『どんな言葉を発しても会話が成り立つがこと』以外には、具体的にこんなことも意識。

●パペットの顔を良く見させること。(アイコンタクトの練習)

●パペットたちは、会話を交互に投げている。会話のキャッチボールをしていると言うことを パペットたちのやり取りで、Kaoちゃんに意識させること。(それゆえ、1キャラクターではダメなのです。アンパンマンの縫いぐるみ1体では、不十分であり、ドキンちゃん、バイキンマンと、とにかく複数形で複数パターン、かつ、無限の組み合わせによる会話再現ができる必要性を感じていた。)

●パペットは、出来るだけコロボックルの顔に近いところに持って来ること。パペットとのアイコンタクトが成立する時、同時にコロボックルの顔が視界に入っていること。

●パペットたちは、本当に生きていて、大事にされている事。

などなど。

絶妙な内容ですので、文章では、すべての説明はできていない気がしています…。

しかし、そのようなことの繰り返しの中で、成長と共に、だんだんとコミュニケーションは進化して行きました。
だんだんと。だんだんと。

◆現在の様子◆

Kao: 「ねぇ、ねぇ、見た?トレイシーのほっぺたぁ!ぷっくぷくぅ。」

コロボックル:「えっ、トレイシーのほっぺたが?じゃあ、虫歯が腫れちゃったってことだね?」

Kao:「『すっごく、痛そうだったぁ〜〜』って言って?ママ、言って?『すっごく痛そうだった』ってミミィが言っていいよ?ママ。言って?」

コロボックル:「『すっごく痛そうだった〜〜。(ミミィの声色)』…ところで、Kaoちゃん、ママ、お買い物行きたいんだけど、一緒に来てくれる?」

Kaoちゃん「…はい、そうね、行くわよ。…トレイシー大丈夫かなぁ。そんなに痛いの?虫歯ってぇ〜〜。、『そりゃ〜痛いさ!』ってママ、言っていいよ!ジョディーで、ママ、言っていいよ!」

こんな感じで(笑)
いつからか、アニメ制作総監督指揮をとりながら、ママの次の台詞と配役も指示しつつ。現在は、その中に『ファンタジー会話』と『日常会話』が混在しています。「ママ、言って!」っという指示も、ひとつには日常会話の一種ですし、「はい、そうね、行くわよ。」は、一瞬に現れた日常会話のKaoちゃんです❤︎
喋り方は、色々なアニキャラの言葉遣いが影響しており、なんとなく不思議なイントネーションだったり、言葉によって声の高さが変わったりと、Kaoちゃん自身も七色の声になっている気がします。でも、最近は、『これがKaoちゃんの真の喋り方かな?』みたいな、ナチュラルで、型にハマらない発言が、すごく増えてきていて、成長を感じています。

おそらく、Kaoちゃん今、小学校では、もっと日常会話をちゃんとやっているの(笑)保育園でも、そうだったのかな?(笑)私が、Kaoちゃんに物心ついた頃から、『ファンタジー会話』にも存分に対応して来たため、ママとは何でも有り❤︎な感じなのかもしれません。外では、きっと、すごく、頑張っているんだろうと思う。コロボックルは、ワンダーランドにも住民権があり、多重国籍ですからw

それでいいと思います❤︎

私たちの会話をこっそり又聞きしたら、『この親子、何の話してるの?大丈夫かしら?』って思われるでしょうw

時々、Kaoちゃんはアイスクリーム屋さんとかで、アイスクリームを注文する時、「『やぁ、ぼくはプーだよ、はちみつが食べたいんだなぁ〜、ぼくの好きなアイスクリームは、はーちみつのアイスクリームなんだぁ〜〜』って、ママ言っていいよ!ママ、プーはちゅうもんする?プーは、ちゅうもんしてもいいよ?」と、プーさんモノマネで、私にアイスクリームを注文するように指示を出したりするんです(笑)

「えっっ?!それは、流石に(笑)プーさんで注文するのはさぁ…ママ、流石に恥ずかしーなー。」なんて、わざとらしく大声で言いながら、何気なく、「『ハニ〜〜ナッツ、シングルコーンがいいんだなぁ〜〜(プーさん声色)』…なんて(笑)!シングルコーンで、ハニーナッツ下さい(笑)」とか、本当にプーさんで注文しちゃったりしてw

その一部始終を見ていた店員さんが不思議そうに、そして噴き出しながら(笑)「似てます、似てますよ〜〜。」なんて、笑って許してくれます❤︎

何だか、不思議な親子です❤︎みなさん、こんな私たちをいつも許してくれてありがとうw いつもうるさくてホントに、すいません^^;

ところで、ここまで書くために、状況が分かりにくくなるので、伏せていましたが、実はKaoちゃんは日本語だけでなく、英語もかなり喋れます。DVDと縫いぐるみネイティヴスピーカーたちの中に英語圏在住の方々も混入していたためであります。その人たち、英語しか喋れないんです(T . T)
コロボックル、英会話まで訓練されました…Kaoちゃんに訓練したんじゃありません…、コロボックルが訓練されたんです…。
次週は、それについて書こうかどうか、悩み中❤︎(笑)

また、来週もよろしくお願いします❤︎

Text by : Aki
姉妹デュオグループSAKURANBOで活動中のシンガーソングライター
ワンダーランドで就業中の車イスUserママ(先天性骨形成不全症)
https://www.facebook.com/sakuranbo.music.info/

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