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DJ NOAH VADER:My Music Life 006

My Music Life 006

皆さん、こんにちは。

ライス兄弟の弟、好きなお菓子はチュパチャップスのノアです。
前々回に「海苔のおかきです」って言ってましたが、うっかりしてました。ていうか両方それぞれ違うベクトルなので、両方好きなんですよね。好きなドラゴンボールのキャラって聞かれたら「悟空とサタンです」って答えるみたいな。
ちなみにアメリカ滞在中に授業中ずっとチュパチャップスを食べていたせいで、ニックネームも「ミスターチュパチャップス」になってしまったというエピソードがあるんです。
その名残で、今もLINEのプロフ写真はチュパチャップスのロゴです。「ホンマかよ!」って方は僕とLINE交換した時に分かります。

前置きが長すぎましたね。すみません。
今回も丁寧すぎる自己紹介シリーズ、「NOAH VADERがダークサイドに堕ちるまで」をお送りいたします。
第4話です。最終回です。前回の高校時代編では音楽という暗黒面に進み始めたとこらで終わりましたが、今回で一気にダークサイドに堕ちます。
スターウォーズでいうエピソードIIIですね。僕の1番のお気に入り。

何が起こるかというと、そう、DJを始めてアンダーグラウンドの世界に入っていくことになるのです。

というわけで、私がDJを始めた当初どハマりした曲が、今回のNOAH VADER’s RECOMMENDED!!!!

Skrillex – “Bangarang”

いやー、激しいですねぇー。耳障りですねぇー。
大丈夫です。何回も聞いてるうちに慣れてきます。
この曲のアーティスト、スクリレックスはDJ界では知らない人はいないぐらい超有名なアーティストなんです。
彼の音楽活動は、実はDJからではなく、ハードコアバンドのボーカルとしての活動から始まりました。その時彼は弱冠15歳。しかし、2年後声帯を痛めてしまったためにバンドを脱退し、ソロ活動を開始します。
その後彼はDJ兼ソングライターとしての才能を開花させて、ダンスミュージックの中でも特にダブステップというジャンル自体を象徴するような存在になっていくのです。
そしてこの曲は彼がスターダムにのし上がっていく中でようやく頂上を取った記念すべきグラミー賞受賞作品。

おそらくここまで読んだ方は、「じゃあダブステップってなんなのさ?」と思われると思いますが、ものすごく端的に言えば、ダンスミュージック界のハードコア的な存在ですね。
初めて聴く方にとってはおそらく雑音にしか聞こえないと思いますが、だんだんクセになっていく。
ハードだけに、鮭とばみたいな音楽です。(こんなこと言ったら一部の人から怒られそう…)

私がこの曲に惚れ込んだのは、上に書いた通り、私が大学2回生の時でした。
今までのこのシリーズの通り、音楽に囲まれた人生を送って、さらに暗黒の高校時代を過ごした僕に音楽は無くてはならないものになってました。
なので家にいる時は携帯からだったり、MTVからだったりと、ほぼ常に音楽をかけている状況でした。

そんな音楽中毒のノア青年の前に、運命の人が現れます。
その人こそ、今でも僕をDJとして導いてくださっている、サムライ魂を持った超絶イケメンのジャマイカンラスタマン、山本”アレックス”辰馬さん、その人です。
スターウォーズで例えると、僕がベイダーだったら、アレックスさんはダース・シディアスってとこですか。

当初、兄のジョナのヘルパーとして来ていただいていたアレックスさんでしたが、たまたま僕の家に来た時に、僕が流している音楽に何かを感じ取ったのか、純真無垢だった僕に「ユー、DJになったらいいジャマイカ!(若干脚色あり)」と言い放ったのです。

当然、まだ高校生の僕はDJとは何か、クラブとはどういうところか分からなかったので、その誘いにドン引きしたのを覚えています。

しかし、それから一年の時を経て大学生になり、何か新しいことに挑戦したくなった僕は、「そういえばあの時アレックスさんDJに誘ってくれたっけ」と思い出し、思い立ったら吉日とばかりにクラブに通うようになり、機材と音源も揃えて、大学2回生の6月、とうとうDJとしての第一歩を踏み出すことになるのです。

なので、あの時アレックスさんに声をかけていただけていなかったら、もっと言えば音楽中毒になっていなければ、アメリカに行ってなければ、中学で洋楽にハマってなかったら、幼少期から親父が色々な音楽を聴かせてくれていなかったら、DJにはなってなかったでしょう。

なるべくしてなった!とまでは言いませんが、歯車の噛み合わせが上手くいったおかげで、今DJとしてステージに立ててるんだと思っています。

そして何より、自分達に障害が無かったらヘルパーさんとしてアレックスさんが来ることもありませんでした。
つまり、僕が今DJをやっている1番大きな理由に自分の障害があるんです。

もちろん、この障害があることによって、行けないところ、出来ないことはいっぱいあります。苦労もたくさん。障害者というジャンルの中でしか自分の事を見てもらえない事もたくさんありました。

しかし、DJをしている時は、違うんです。なぜなら音楽で勝負しているから。

もちろんクラブに入ってきたお客さんの中には、僕がDJブースに入っていく姿を見て「こんな病院から抜け出したような死にかけの奴が何をするってんだよー!大丈夫かよこのパーティー!」って言う人もよくいます。

でも、僕が本気の音楽でぶつかれば、向こうもそれに合わせて踊ってくれる。終わった後、その人から「いやー、めっちゃ良かったよー!!」と言ってもらえる。
その瞬間、今までの障害ゆえの苦労なんて全てチャラになるんですよね。

そこにいるのは、障害のある僕ではなくて、DJとして音楽を身にまとった僕。

障害ゆえに始めたDJによって障害から解放される。嬉しいジレンマ。

こうして僕は、障害というジャンルから解放される為に自分から進んでアンダーグラウンドというダークサイドに堕ちていくのでした。

これがNOAH VADERになるまでの全てです。
もう頭の中では、例のテーマが流れています。
ダーンダーンダーンダーダダーンダーダダーン。シュコー、シュコー。

そんなこんなで、全4回の「NOAH VADERがダークサイドに堕ちるまで」、完結です。

次回からは完全に暗黒面に堕ちたノアによる、純粋な音楽の話をお届けしていく予定です。
福祉に関するお話は多くても2割くらいですかね。そこらへんはバランスよくやっていきます。

というわけで、最後にこのシリーズのエンディングを飾るにふさわしい曲を紹介して終わろうと思います。

NOAH VADER’s RECOMMENDED Part 2!!!!

Bishop Briggs – “Dark Side”

…少し狙いすぎましたかね。失敬。
でもこのアーティストはこんなオチで使うような扱いではもったいないくらい素晴らしい楽曲は発表しているんですよね。
いつか改めてちゃんとご紹介します。ご安心を。

それでは皆さん、良い音楽生活を!!

Text by : ライス趙 ノア