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【シリーズ 子ども連れお断りからの逆襲 01】〜 独身編 〜「子ども連れお断り」からの逆襲で逆襲されるのは誰か?問題

 
職場の仲間であり友人でもある夫婦の記事を読んだ。
 
note記事

https://note.mu/uqoka/n/ndaa8aa120cfa

とても悲しい。

何が悲しいって、感情移入とか、そんな単純な悲しみではなく。私の大切な人たちの悲しみが、いまいち実感できないことが、本当に悲しい。

まず、私は子どももいなければ、入店拒否された記憶も今の所思い出せるようなものはない。

 
 
 
 
 
もちろん、子どもを連れた人が、行きたいお店に行きたいように行けたら、そんなに素晴らしいことはない。私の大切な人たちには、そうして素晴らしいひと時を感じて欲しいし、自分がいつか同じ立場になった時も、そんな環境で過ごせたら、どんなに幸せだろうかと思う。30代独身彼氏なし、今日もLINEの通知はパパからのみ。な私でさえもその素晴らしさが想像できるのだから、たぶんこの素敵な世界を想像できない人はいないと思う。
 

 
ただ、困ったことに、お店側の人の気持ちも、そしてそういうお店を選ぶ人たちの気持ちも、なんとなくわかってしまうのだ。
 
だってもしかしたら、触ったら倒れたり破れたりするこだわりの装飾があるのかもしれない。もしかしたら、それは子どもにとっても危険なものなのかもしれない。

あるいは、そのお店が、「静かに過ごせること」をコンセプトとしていたらどうだろう。例えば、普段子育てに奮闘している夫婦が、たまの休みに子どもを預けることができて、久しぶりにデートをする。そんな時に選ばれる店でありたいと、お店の方が考えていたならば。立場が変わった時に、子育て層の味方にもなりうる。

さらに言うと、私自身、子どもがいなそうな店を選ぶことだってある。仕事に集中したい時。心を落ち着けてゆっくりしたい時。無意識に大人な雰囲気のお店を選んで、静かな空間に身を預ける。

もし、そんな時に選んだ店に子どもがいて

「ママーーー!おしっこーーー!」
「やーい!うんこうんこ!」
「こら!静かにしなさい!」
「おんぎゃあおんぎゃあ」

な状態だったとしたら・・・。保育士経験がある私としては「だいじょうぶだよ!がんばれお母さん!」と思うけど、そうじゃない人だっていることも、やっぱり見当がつく。

でも、問題はそんな簡単なことじゃないのだ!!!!!!!

なぜなら、それを何となく理解しつつも、実際に傷ついてしまっている人が目の前にいるから。しかも本人たちだけでなく、同じくして声をあげた多くの人たちが同じ経験をして、実際に傷ついている。

そして最も恐ろしいのは、その気持ちを理解できない限りは、私も「傷つける側」になりうるということ。相手に対して善意があっても「立場が違う」ということで知らぬ間に相手を傷つけてしまうかもしれない。そんな悲しいことはない!!!

では、一体どうすればいいのか。

問題提起のしようはまだある。店員さんの伝え方に問題はなかっただろうか?そもそも、入店してから入店拒否を伝えられるのは、期待度がある分、傷つく気持ちも大きい。やっとの思いでトイレに入ったのにトイレが埋まっていた時の絶望感に似ている(似ていない)。なにが言いたいのかというと、「事前に分かっている」ことで心理的な負担は大きく変わるということ。その店の入り口には、子どもが入店できない旨を説明する張り紙や看板はあったのか。

子どもも入店できるようになる工夫はないだろうか?時間や曜日を分ける。スペースを区切って、子どもが座れる席の周りは整備する・・・。

考えることはできるのだけれど、何だかまだまだ甘い気がする。

だって私が本当に同じ気持ちを想像できているかって、きっとそうじゃないから。

だからこそ発案されたこの「ドッキリドキュメンタリー」。思わぬ理由で入店拒否されたターゲットの表情を撮影し、その後の座談会でざっくばらんにお互いの思いを語り合う。実際に経験することで、ターゲットや仕掛け人の感情と意見に変化があるのか、それともないのかを実験するというもの。(実はこれも内容に精査が必要だと私は思っていて、ドッキリ企画のターゲットになった時点で、問題の対象者が「店側」であるような構図が生まれてしまう可能性がある。そのため「どちらにもドッキリがある」ようなフェアな状態を作る必要がある。いやはや難しい。)メディア事業部担当として、この案件を引き継ぐことになりかけている私だけれども。誰かにドッキリを仕掛けている場合だろうか。

これは、「子ども連れ VS お店」の問題ではない。むしろ想像力の追いつかない、
私のような人間へ向けられた逆襲なのではないか。
そんな気すらしている。
 
 
  
 
 
 
 
本当に「ドッキリ」されるべきなのは他の誰でもない、私なのかもしれない。
 
 
 

  
 
 
 
 
 
 
 
  
【シリーズ 子ども連れお断りからの逆襲】では賛否両論いただくこの議論を良き機会とし、
「立場の違いによる悲しみの行き違いを減らすには、どうすれば良いのか」をテーマに
「公開リサーチ」として様々な立場からの様々なご意見を募集し、
ウブマグに連載していきます!

▼元記事

▼第一回(本記事)

▼第二回
▼第二回

 
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まで、ご連絡ください!

次の連載は、どの立場からの、どんな見解なのか?
更新をお楽しみに!!!
 
ANSWER NO.001 しょこ

 
 
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ちなみに、今回独身の心情をポップに表すために
フリー素材を使わせていただきました。
愛嬌と哀愁の牛ガールは、以下より。

フリー素材ぱくたそ(www.pakutaso.com
photo by つるたま

ありがとうございました!
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