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『我とモヒカン』:天才と変態の連載001

[連載]
天才と変態の連載001

初めましてD.Dです。
介護でご飯を食べている36歳のおじさんです。
趣味特技は無く
紹介すべき点が特にありませんが
なぜか周りからは少し変わってると言われることが多いです。

昨日唐突に脈略なく
友人であるUQが
「連載持って。よろ!連載名は天才と変態の連載で」というメッセージを投げてきた。
彼はいつもそんな感じ。
多分ちょっと脳がアレなんだと思う。

記事の目的は「医療福祉のカジュアル化」らしいが
俺は医療福祉従事者だから、なに発信してもいいとの事。

文章が下手な事以外に断る理由もなかったので何を書きたいか
考えてみた。

無い・・・・

特に無い・・・

一般的に他人に価値がある思ってもらえるような発信ができない(泣)
まぁ、UQとは長い付き合いだ
そんなこと期待してないだろうと腹をくくり
再度考え直す。

絞り出して出た答えが

だった。

頭部の両サイドをバリカンで刈り込んで(もしくは剃り上げ)
残した頭頂部横幅3センチ〜5センチの頭髪を天に向かっておっ立てるアレだ。

皆さんも見聞きしたことがあるだろう「モヒカン」
そう、多分日本で一番有名なモヒカンは
この方

そうですね
北斗の拳でお馴染みの
瞬殺される脇役です。(※読んだことないので瞬殺はイメージです)

俺が最初にモヒカンに興味を持ったのは
意外に遅く高校2年生の春。
クラス替えで仲良くなったN君が
「まじ半端ないから聞いてみ!」と貸してくれたのはアメリカのパンクバンドRANCIDのCD
4枚目の「Life Won’t Wait 」が好き。
タイトルからヤバイ。
「人生は待ってくれない」
しびれる。
レゲエやスカを取り入れていて聞いてて楽しい。

音以上に衝撃を受けたのは
自分がイメージしているPUNKそのもの見た目

鋲ジャン、モヒカン、マーチン
最高じゃないか。

「LET’S GO」のジャケットの裏を見てみたまえ

狂っている。「狂気」そのもの。
何故に?
何がそんなに気に入らないんだ?
平和ボケした日本で育った俺には彼らが理解できないが
このスタイルがトンガっててカッコイイと本気で思った。

でもね
同時に17歳の俺は気づいてしまった。

「車の前でかっこつけてるモヒカンの2人・・・車に乗れなくね?」と。

その気づきは衝撃的だった。

モヒカンが邪魔で、車に乗れない。
なんて
何て悲しい生き物なんだろう
モヒカン

1時間以上セットに時間をかける
セットにはスプレーを一缶使い 家のガス警報機が唸りを上げる
時には仲間にスタイリングを手伝ってもらい
1人ではカッコつける事もできない。
そうしてようやく完成するモヒカン。

その結果
嫌われ、疎まれ、煙たがられ、後ろ指を指される。
更には
車にも乗れない
電車には座れない
モヒカンが何かに引っかかったり
倒れてないか気になったり
強くセットしすぎて食器用洗剤でしか落とせなかったり
立ててない時のモヒカンがサマにならなかったり。

はっきり言って
「カッコイイ以外メリットがない」のだ
ほぼデメリット

いや、モヒカンをかっこいいと思う人口もとてつもなく少ないので
もう
完全なる自己満足の世界。

そう

つまり、
・「最低で最高」ってこと。

・「俺、これが好きだから」という強烈なメッセージ

・好きな事を、ただ追求する姿勢。

社会的にデメリットしかない中、あえてそれを選ぶというスタイル。

まさにパンクだ。

意味なんてないんだ。
髪型に正解なんてない。
あったとしたらそれは嘘だ。
誰かによく見られたい?
まともに見られたい?
冗談じゃないよ。
スーツを着て七三にしている素敵な笑顔のサラリーマンが
まともだって?

関係ない。
人間性と髪型は全く関係ないんだ。

「メラビアンの法則」も大切だけど
一番大切なのは
好きな髪型でワクワクしながら生きていく事

思い返せば
大学の卒業式
自分の結婚パーティ
友達の結婚式のスピーチ
仕事の大切なプレゼン
いつでもモヒカンだったな笑

あれから20年近く経って
モヒカンに強くこだわる事は無くなった。
それでも毎日
誰に何を言われても
好きな服着て
好きな髪型で
ワクワクしながら
生きていきたい。

なぜなら
「人生は待ってくれない」からね。

Text by : Dyson Daigo

特別養護老人ホーム職員 & LOVE AMAプロジェクトリーダー
真面目と不真面目のギャップが病的な36歳
http://www.love-ama.com

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