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DJ NOAH VADER:My Music life 021 Friendly Fires – “Heaven Let Me In”

My Music Life 021

皆さんこんにちは。

ライス兄弟の弟、納豆ご飯には必ずかつお節を入れる方のノアです。

幼少期の頃、納豆との運命の出会いを果たして以来、ずっと納豆好きが続いているのですが、小学校まではずっとシンプルに醤油とからしだけで食べてたんです。しかし、中学校の時、納豆、ネギ、タマゴ1個、かつお節のゴールデンマッチングを見つけてしまって以来10年以上この組み合わせで食べ続けてきました。そして、これからも。

納豆ネタ、本当はもう少しまだあるんですが、ひとまず温存しておきます。
あんまり1つのことを話しすぎるとなかなか切れないですからね。納豆の糸だけに。

さて、前回のバレンタインデーにちなんだ回から、しばらく経ち、もう本州ではとっくの昔に桜も散り、あっという間に元号も変わってしまいました。元号に関してはあまり関心がないので良いんですが、春が終わったのは寂しい感じですね。
しかしここから。どんどんあったかくなって行楽日和の日を増えていくでしょう。公園で遊ぶ子どもたちも増え、人たちが初夏の匂いが混ざった温かい日の爽やかさを満喫する時期。
テンション上がりますね。

そういえば皆さん、何回か前にフレンチダークテクノのプリンスとも呼ばれるGASSFFELSTEINをご紹介した際、「もうそろそろ新曲が出るで!!」と言ってましたが、それもとっくに出てますね。

日本のCMとかでもおなじみ、”Happy”のファレル・ウィリアムズをフューチャリングに向かえた一曲。き、聴きやすい…!

この新曲を聴きながら、僕気づいたんですが、「俺DJやで!」と言いながら、ほとんどダンスミュージック系の音楽をご紹介してなかったんです。
そもそも更新してなかったというのもありますが、なんと5ヶ月あまりダンスミュージックをご紹介していませんでした。

これはいかん!このままではDJをやめてジャズ愛好家になったと勘違いされるぞ!
僕は!ジャズが好きだけど!ダンスミュージックも同じくらい好きなんだ!!

ということで、今回はこの季節にぴったりの爽やかな気分になれるダンスミュージックをご紹介。

DJ NOAH VADER’s RECOMMEND!!!

Friendly Fires – “Heaven Let Me In”

スゲーッ爽やかな気分だぜ。新しいパンツをはいたばかりの正月元旦の朝のよーによォ~ッ
(by東方仗助『ジョジョの奇妙な冒険』より)

このセリフがすごくしっくりくるほどに、清々しいメロディー。

MVの映像は…この男の人大丈夫かな…。スーパーハイ状態になってるよな…。明らかに。
一番最初に飲んでたペットボトルの水の中に何か入ってたんでしょうかね。
それとも音楽でハイになってるんでしょうか。
後者ということにしておきましょう。
ほら、音楽業界はアレだから。ピエール的なものに敏感だから。

メロディー自体も多幸感とトリップ感に溢れた、きらびやかさと繊細さを兼ね備えた、美しいものになっています。
この曲がクラブで流れたから、僕は絶対天を仰ぐでしょう。下手したら昇天するかも。R.I.P。

さて、僕はこの曲をダンスミュージックのくくりでご紹介しましたが、実のところ厳密に言えばダンス・ロックの部類に入るとのこと。
なぜかというと、アーティストのFriendly Fires があくまでロックバンドだから。

ダンスがやりたいなら、それ一本で行けばいいだろ!っていうのは無しね。
世の中常に何かと何かをミックスして進化しているもんだし。
実際、素晴らしいグルーヴでしょ?

Friendly Fires、14歳の頃からずっと一緒にいるスリーピースバンド。BFFってとこでしょうか。
最初は「First Day Back」という名で活動していてジャンルも今とは全然違うハードコア。

やっていくうちに80年代のダンスミュージックにハマり、その年代の楽曲たちに影響される形で、ダンスミュージック要素を入れたロックを自分たちの音楽性として選ぶことになりました。

それにしてもハードコアからダンスロックとはだいぶ思い切りましたね。

しかしそれが吉と出ました。
デビュー前に出したEP「フォトブース」、シングル「パリス」は両方好評を得て、特に後者は雑誌にて「今週のシングル」として特集されるくらいでした。

そこからアルバム発表を重ねに重ねて、上でご紹介した曲に至るわけですな。(だいぶはしょったけどまあいいや)

ちなみに調べてみたら去年のサマソニにも出演してますね。

今年も来たら行こうかな…。

というわけで、今回は純粋に良い曲を聴いていただきたかったので、僕のウンタラカンタラな話は割愛して、これにて締めくくります。

最後に、いつものようにもう一曲レコメンド。

Friendly Firesの楽曲の中でも、特にエレクトロチックな曲の中の1つ。

Friendly Fires – “Lack Of Love”

Text by : ライス趙 ノア