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若者がFを叫ぶ#01「これからFを叫びます」

若者がFを叫ぶ#01「これからFを叫びます」

 
はじめまして。ひなたです。18歳です。フリー素材です。

「限界集落系男子」と覚えてください。

 

 

ひょんなとこから「若者がFを叫ぶ」という連載を書かせていただくことになりました!
よろしくお願いします。

 

島根県の離島、海士町にセルフ島流しをした高校生活。


老年人口39%、年上にモテる(60コくらい上)高校生活。


そして今は進学のため島を離れ、、、

 

脱僻地!かと思いきや・・・

 

慶應義塾大学総合政策学部(SFC)という藤沢の山の中。陸の僻地で学んでいます。

 

まず、この連載タイトルご覧になって「F」って何?ってなった方。

説明します。

3つ意味を込めていまして・・・

FreedomのF。私は自由が好き。

FukushiのF。ローカルにこれからのFUKUSHIを創っていく。

FuckのF。今の福祉に対する反骨精神を込めて。

 

この「F」の字のアイデアは「天才と変態の連載」を書かれている
DAIGOさんからいただきました。ありがたいです。


えー、今日は・・・

 

福祉的な取り組みに限定して、今現在、何に興味を持っていてどんな取り組みをしているのか、
これから何をしていくのかをお伝えして、拙連載のこれからをイメージしていただけたらな、と思います!

 

大きく分けて2つ!

1、まちの終活
2、ビジネスにしない、生きがいとしてのものづくり

 

って感じですね。

 

まず、「まちの終活」

現在、「ムラツムギ」という任意団体の創立メンバーとして活動しています。

https://drive.google.com/file/d/1qLI0LwLG67LvP548mhkk78ziuqBuFzjV/view?usp=sharing
↑説明スライド載っけときます。

 

地方創生が謳われる昨今ですが、創生とは逆のアプローチをした方が
幸せになれるんじゃないの?っていう地域をたくさん見てきました。

 

 

島にいた時のことです。
とある漁師のじーちゃんが、

「お前、大学出たら島へ帰るか?
帰るんだったら、俺の船をごすけん(あげるから)、ここへ戻れ」

と声をかけてくださいました。

よくよく聞いてみると、どうやら集落の若者が減って、人が減って、
寂しい思いだったり、何か罪悪感のような感情をお持ちのようでした。

 

「このじーちゃんは悪くないのにな・・・」

 

時代の流れとしてしかたのない事、と客観的にはそれでいいかもしれませんが、
住民当事者からしたら、自分のふるさとから人がいなくなるなんて、とても寂しい事ですし、
自分の生きた代で人がいなくなる、となると罪悪感を感じる人もいます。

 

そういう人の寂しさや罪悪感ってどうやって拭えるのだろう、
と考え、SNSで

「まちにも終活が必要なんだよ〜!!」

みたいなデリケートなことを何も考えずに発信して
プチ炎上していたところ、(その節は、気分を害した方、申し訳ありませんでした)

同じような問題意識を持つ大人の方々と
繋いでいただく機会をいただき、今に至っています。

 

団体としてどんな活動をするのか、というのは具体的には決まっていません。

というのも、外の人間が決めれる事ではありません。

私たちはあくまで住民の寂しさに寄り添うことを目的として
「終活」を進めていきたいと考えています。

終活は

「終わりを見越して住民自らは主体的に考えアクションを起こしていくこと」

を意味します。

終活の仕方も、必ずしも「看取り」ではなく
「住み継ぐ」であったり「残す」であったり、地域それぞれです。

ですので、私たちは住民が主体的に考えられるようなお手伝いをする、
という立ち位置で関われたらな、と思います。これも福祉なんです。

 

▲限界集落巡り中撮影

 

まちの終活関連で限界集落巡りしたりしているので
そのレポート的な感じでウブマグに載っけられたらな、と思っています!

 

 

 

次、「ビジネスにしない、生きがいとしてのものづくり」

これも地方で過ごしていたことがきっかけで思いついた仕組みです。

ビジネスにするとなると、色々とバイアスがかかってきます。

期限、個数、クオリティー、契約・・・

 

田舎のじーちゃん、ばーちゃんからすると

「そんなの無理だわい」

ってなるわけです。

そうなると、ビジネスとしてではなく、
「生きがい」としてものづくりをしている、
もしくはしたい、層ってたくさんいるんですよね。

でも、ものづくりをするにもお金がかかりますよね。

そこの「材料費」は負担するのでお好きなようにものづくりして、
生きがいにしてください。んで、モノが出来たらください。

僕がなんとかして、お金にしますから!

で、生まれたお金を材料費にして・・・(いずれ収益の一部を作った人に渡したい!)

モノを渡すのが嫌だったら(作ってコレクションするのが生きがいの人もいます)
材料費の半分だけ、返してください。(ここはいずれ無くしたい!)

みたいな!仕組みを作りたいんです!

 

(こういうの苦手です)(アドバイスください)(穴だらけです)(いま一人です)

 

 

とにかく、「生きがい」に素直に生きられるような仕組みを作って、
喜んでくれる人の顔を見たいんです。

 

島のじーちゃんが竹の根っこ使ってペン立て作ったり・・・


「あわよくば、作ったものがお金になったらな」という下心、
それも全部叶えて見たいんです。これも福祉なんです。

 

 

とまぁこんな感じですかね。

ざっくりいうと、今時「福祉=介護」みたいなよくわからない風潮があるけど、
それを全く理解できない学生が

「俺のやることは福祉だ〜」

みたいな感じで叫びながら色々興味の限り手を出し、
その経過なり、結果なりを綴っていく、という連載になりそうですね。

 

「なんで島?セルフ島流し?」「なんで福祉がどうとか言ってるの」
などなど、前提が抜けすぎて「???が」止まらないと思いますので・・・

 

 

次回#02 「バカモノ取り調べ」にて、
私のバックグラウンドをお話ししたいと

思います。

 

ちょっと長くなるので、
「お前のことなんぞ興味ねぇわ!」
という方は#02は飛ばしていただいて・・・

#03からまたぜひ読んでください!

 

よろしくお願いします!!

Text by : HINATA MAEDA慶應義塾大学総合政策学部(SFC)1年
まちの終活だとか、死に際の生き甲斐だとか、はっきりしないものばかり追い求める青二才。