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居宅介護・重度訪問介護・移動支援事業所 WASSUPがついにOPEN!岡×中浜が語る「Ubdobeならでは」のこだわりとは?

 
本記事の登場人物
岡 勇樹
NPO法人Ubdobe 代表理事。WASSUPでは管理者を担当。移動支援従事者、訪問介護員の経験を持つ。
中浜 崇之
NPO法人Ubdobe理事兼、WASSUPサービス提供責任者。介護福祉士として現場職員、施設長、管理職の経験を持つ。
 

 

2021年11月1日、WASSUPオープン!

▲ 約10年前、移動支援 / 訪問介護に従事していた岡と利用者さん

岡 
さて、NPO法人Ubdobeが運営する事業所『WASSUP(ワサップ)』がついにオープンしますね!介護福祉士として豊富な経験を持つ中浜さん、WASSUPが提供する居宅介護、重度訪問介護、移動支援の経験は?

中浜 
訪問介護を単発でやったことがあるくらいで、今まで経験したのはほとんど入所施設と通所施設だった。今回の事業所は、僕としても初めての挑戦になるな。

岡 
挑戦、いいですねー。ちなみに中浜が思う、今まで働いていた入所、もしくは通所施設と今回の事業所の一番の違いってなに?

中浜 
自分たちの持つフィールドでやるのか、相手の持つフィールドでやるのかってのは、働く人にとっては大きな違いだと思うな。居宅介護、重度訪問介護は利用者さんのご自宅に行くわけだから、より「見られてる」という意識が必要だなあって。

岡 
見られてる意識か・・・俺、全くそういう感覚持ったことないなーーー。相手の家に入った途端自分の家みたいになって「ただいま〜!」って感じになっちゃう。

中浜 

岡 
通ってるうちにお母さんと仲良くなって、コーヒーご馳走になりながら楽しくおしゃべりもしたなぁ。その子はたまに発作が出たりする子だったんだけど、だんだんお母さんとチームを組んで対応できるようになってさ。

中浜 
その感覚は岡さんならではだね。笑

岡 
うーん。俺の訪問介護の経験ってそんなのしかなくて。全然ちゃんとしてないし、誰も俺にちゃんとすることを求めてなかったんだよね。まあ、そこについては俺は許されてる・・・というよりも、諦められてるって感じだったから、それ自体を事業所のスタンスにしようとは思わないかな。ただ、働く人は人それぞれのスタンスで、思い描くケアをして欲しいと思ってる。それぞれが持つ個性やこだわりを生かして欲しいんだよね。

岡 
つーかそもそも「ちゃんとした福祉」「ちゃんとしたケア」ってなんなんだろうね。

中浜 
色々考え方はあるだろうけど、俺的に一番大事にしたいのは「今目の前にいる『その人』と向き合っているか」かな。相手のニーズや背景、あとはキャラなんかにも合わせて、瞬間瞬間をデザインしていきたいよね。

 

NPO法人Ubdobeだからこそ実現できる事業所の形


中浜 
色々サービスがある中で、なぜ訪問介護を選んだの?

岡 
福祉業界は「楽しい担当」がいなさすぎるんだよね!必要最低限の生活を保証します、という事業所ばかりで「起きてる時間クソ楽しくします」っていう人たちは全然いないの。だから、そこをUbdobeが担えたら福祉の可能性がもっと広がるんじゃないかと思ったんだよね。

中浜 
なるほどねえ。

岡 
もちろん夜勤のある仕事の方が単価も高いし稼げるんだけど。社会参加しまくるとか、家の時間を思いっきり楽しむかとか、そういう部分に目をむけた事業所があってもいいなと思ってる。

岡 
中浜がこの事業所でやってみたいことって何?

中浜 
この事業は個人で動く時間が多いからこそ、どうやってチーム感を出せるかがポイントだと思ってる。管理職として、その雰囲気を作っていきたいな。なにか特別なことをするっていうよりも、都度こちらから声をかけるとかリアクションをするとか、そういう毎日の積み重ねを大事にしたいかな。岡さんはどうなの?

岡 
俺は「マッチング」だなー!訪問は基本1対1の関係になるから、スタッフと利用者の相性が超大事。ミスマッチは当然あるし、あっていいと思うんだけど。バチンとはまる場所を模索することにやりがいを感じるかな。

岡 
あと、WASSUPならではのコンセプトとしては、自然と人が集まってくる事業所にしたいんだ。今まで見向きもしなかった人が、福祉に興味を持つきっかけになるような事業所にしようと思ってる。

中浜 
うんうん。研修も、基礎知識を学ぶのはもちろんだけど、あえて福祉とは関係ない現場に行ったりしたいよね。美術館に行ったり、謎解きに行ったり。そうすることで、スタッフにも福祉以外のいろんな引き出しを持ってもらいたい。これは今までの福祉とそれ以外のものを掛け合わせてきたUbdobeだからできる強みだよね。

「ビジュアルもアティチュードも自分らしさを大切に」
WASSUPが求める人物像。


岡 
最近はオープンに向けての面談が続いているけど、中浜はどんな人と一緒に働きたいと思ってるの?

中浜 
チャレンジ精神がある人かな。あとは、落ち込まない人!

岡 
そんな人いる?!?!?!

中浜 
どの仕事もそうだけど、上手くいかないことは必ずあるから。それを引きずらずに乗り越えられる力がある人は強いと思うな。

岡 
俺は乗り越えられないなー。俺はいつも辞めたり逃げたりしちゃうもん。

中浜 
笑。岡さんはどんな人を求めてるの?

岡 
うーん。「美しき心」とか、そんなのは全然求めてない。ビジュアルとかアティチュード(態度や姿勢)だって自分らしさを大事にして欲しいし、むしろそのままがいいと思ってる。

中浜 
無資格者を積極的に採用しようとしてるけど、それにも理由があるのかな?

岡 
一番最初のハードルを「資格」とか「専門性」というもので高めたくないんだよね。専門性は後から学んでいけるけど、元々のスタンス、バイブス、コミュニケーション能力はテキストじゃ学べない。その人がどんな人生を積み重ねてきたのかが、一番大事だと思うんだよね。

中浜 
なるほど。WASSUPのスタッフ募集の画像って写真のインパクトが強すぎて「とにかくイレズミだらけの派手な人を募集してるのかな?」って感じだったけど、その背景には岡さんのそういう想いが込められてたわけだね。

岡 
あれはひとつの例だけどどんな形であれ、普段から「自分らしい生き方」を体現している人に来てほしいんだよね。そういう人と一緒に、障害の有無に関わらず、あらゆる人たちが自由に生きていける世界を実現したいよね。

WASSUPは2021年11月、世田谷区、渋谷区、目黒区を中心にサービススタート。
NPO法人Ubdobeの新たなチャレンジにご期待ください!

 

利用者&ヘルパー募集説明会開催!

どんな事業所なの?
どんなサービスを展開するの?
どんな人を求めているの?

などなどについて、
管理者の岡とサービス管理責任者の中浜がフルオープンで語り、
質問も受け付けるオンライン説明会を開催します。
少しでも興味ある方は是非ご参加ください!!

■日時 / Date
2021年11月15日(月)
START 21:00 / CLOSE 22:00

■会場 / Venue
オンライン(Zoomでの配信を予定しています)
お申し込みいただいた方にPeatixを通して案内をお送りします。
※インターネットに接続したパソコン、スマートフォン、タブレット等から参加可能

■参加費 / Fee
無料

■お申し込み方法 / Ticket
Peatixによる事前申し込み制
https://wassup-setsumei.peatix.com/

 

WASSUPでは現在、オープニングスタッフを募集中!

■採用情報の詳細はこちらからご確認ください!
https://ubdobe.jp/news/1356/

 

編集:はぎわらしょうこ